この地方の気候は、夏兎に角蒸し暑い。さわやかな風もこれからの季節ではそこまでありません。
窓を開けて網戸にして外の風を取り入れて。という事もなかなかできません。
エアコンに頼るという手ももちろんありますが、外気温や湿度との差に体がついていかなくって。なんてことも多いです。

気温や室温の事を気にしますが、湿度の関係と体感がもう少し認知されていくとよさそうです。
調湿作用の高いものといえば、木材(無垢材)や土をはじめとした左官壁、畳といった、伝統的に使われていたもの。

「調湿」とは湿度を適切な状態に調節することで、設備を使って強制的に行う方法と、調湿材を用いて自然に行う方法があります。
浴室やキッチンといった仕様の決まったところは、設備を使って強制的に行うのも効果的。

それ以外の居室は居心地といった体感だけでなく、デザインや好み、雰囲気を含めたことを重要視したいですね。

【西山町の家】のメンテナンスにいきました。
2017年に引き渡した家は、軒の出の大きな平屋。内部は無垢材(唐松フローリング)と珪藻土仕上げの家。つくり方も大型パネル工法を用いて建てられました。
「とっても居心地いいですよ。この時期、前の家にいたときには、肌荒れがひどく、咳が出ていました。今はそれがありません。べたべたした感じもなく、快適。」との事。
もともと何か影響していたことが、この家ではなくなった結果、症状が現れない。それが何かを特定するのは、我々ではできないのですが。
兎に角よかった!嬉しい言葉。
メンテナンスでは、床鳴りが一部あったので、その直し。がありました。床下から床束の調整でこの床鳴りは修繕完了に。
※写真は竣工当時のものです

西山町の家

家のメンテナンス

調湿作用のある家

カワイ建築

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です