2025年の仕事始めは、木工事の材料となる銘木の数々を運ぶという事からスタートです。

欅、チーク、黒檀、桧、栃、栗、楢、橅、樫etc。
材寸はまちまちですが、材種を見るとやはりテンションが上がります。
これは造作キッチンの天板に、これはダイニングテーブルに。など、使い方を妄想しながら。
荷積みや荷下ろしは,人間の手で行うことに。
材は重く密度が濃いものがいっぱいでした。
いいものが出来そうです。

時に適材適所、いの一番、といったそこにしかないものをつくる事が木造でなされてきました。
その意味では、材はストックする場と加工場は次第に分かれていきます。
それを仲介するのが材木屋や問屋といったところ。
加工場では半端なものも当然出ます。
一方で、それを含めてどう活かすかは、もう一つ、デザインといった思考の所作が必要です。
この最たる部分を、今は設計に関わる人達も行います。

ウチは考えながらつくりながら。現場で手を動かし、書きながらかたちづくっていく。
設計の意図を手繰りながら、使い手の事も想像しながら、時につくり直し、試行錯誤を重ねてカタチになっていく。
それぞれに【近い】ところにいるから、できる。


街との関わりも、基本おなじイメージなんです。
※おもしろそうなスケッチは恩師みぞぶちかずまさんからのメッセージ。

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