サードプレイス(第三の場所)とは、自宅、学校、職場とは別に存在する、居心地のいい居場所のこと。義務や必要性に縛られるのではなく、自らの心に従い、進んで向かう場所。趣味や息抜きなど心安らぐ場所とあります。
街中に自分のお気に入りの場所があれば。
その場所に、いろいろな人が集まってきて、自分自身にも、集まる人にとっても居心地のいい刺激が得られる、なんて場所があればいいですよね。

浜松駅のすぐそばに、「水ヨル」があるとのことで、いってみてました。
浜松駅から徒歩5分のイベントスペース「SOU」で開催されているオープン参加型のコミュニティ。水曜日のヨル喫茶、通称「水ヨル」と呼ばれています。
地域及び地域外のビジネスパーソン(登壇者)のトークを聞きながら、お酒やソフトドリンクや食事と会話を楽しむ。そのようなカジュアルな越境・共創の場です。
運営スタッフ含め20代~30代の若手、さまざまな世代・立場のビジネスパーソンが気軽に立ち寄って交流を楽しんでいます。18:30 開場で19:00 スタート20:30までというもの。
驚くべきは、それが毎週水曜日に行われているということ。

すごい!
トークイベントで週一で行われているようなところは聞いたことがありませんでした。
代表の 伊達善隆さんにお聞きしたところ、そのくらいの頻度であれば「ハードルがさがる」とのこと。確かに。
大きくやれば「失敗しちゃいけない」となって、登壇者も主催者も大変です。人集めだったり、内容だったり。
でも、週一で、といったことであれば、そんなに力まないでもいいよね。とゆるーい気持ちでリラックスできて、続けられる。
この雰囲気が来場者にもちゃんと伝わり、さらに居心地がいい時間と場所になる。と。

素敵な場所でした。水ヨル、また行ってみたいと思いました。
どうせなら、その周りでご飯もちょっと食べて、ちょっと散策して。となっていきます。
サードプレイスを拠点に足をちょっと延ばしてみて・・・。
自分たちの住んでいる地域でだったらどうでしょう?
水ヨルをそのまま当てはめたとしても、浜松のようにはいきません。
この地域にあった仕組みとつくり方でないと、続かないので。

関わっている勝川地区や高蔵寺ニュータウン地区では、これまでの取り組みもあります。人の集まる仕掛けや場所はあります。
「そこに行くと、あの人に会える」
そういった人も、いらっしゃいます。
もっと楽し気なコミュニティーにしたい、との思いは募りますよね。
このことを踏まえて取り組みを進めていきます。

さて、サードプレイスを見つけるうえで、別の街をみる。ということもより自分たちの街を見るきっかけにもなります。
先日、長野県の松本に行ってきました。
松本城のある城下町。古くからの街と新しい街の交差点、明確に分かれているというより、入り組んで入り混じる感じでしょうか。
割合もありますが、いい具合に交じっていいものは残しながら徐々に更新していくといいですよね。
